忍者ブログ 経済学とは|日本人の独り言

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経済学とは
私は政経学部で勉強しました。
なぜ政経学部?あまり意味はありません。
当時は大学を卒業すれば生涯年収が高くなると考えられていました。
多くの人がなんとなく自分の入れる偏差値の大学・学部を選んでいました。
私は他にしたい勉強がありましたが到底そのような学部には入れません。
適当に選びました。
入った学科は経済学科です。
「経済」と言う言葉は漠然としています。ニュース等でも世界経済・日本の経済 色々なニュースがあり一般用語です。
「経済学」とはいったい何の学問でしょう。「経済」を「学ぶ」学問?漠然としていますね。
大学に入学後、講義ででその謎を直ぐに教授が解決してくれました。
教授も新入生が「経済学」がなんなのか知らないことを十分承知しているのです。
教授の教えてくれた内容は簡単でした。
「経済学とは世界の限られた資源をいかに効率よく分配するか考える学問。」
資源は富とも言い換えられます。
経済と政治は分けて考えられません。なので政経学部なのでしょう。
ここで考えなければならない事があります。「限られた資源」です
「富や資源は有限」と単純に考えてはいけないのです。
確かに宇宙に出て他の惑星に行かなければ「地球上の資源・富は有限」に思われます。
しかし有限(仮)なのです。有限と言うのは富の絶対量を示していません。
「効率よく分配する」の「効率」が重要です。
分かりやすい例はガソリン自動車の燃費です。
今はハイブリット等ガソリン以外のエネルギーを使った自動車もありますが、普通のガソリン自動車も数十年前と比べると燃費が向上しています。
同じ量のガソリンでも使用効率を上げる事で資源の中の富を増やせるのです。
富が増えているのは資源が増えているのと同じです。
私たちは考えなければなりません。
資源は限られています。使用効率を工夫して世界全体の富を増やしますか?それとも資源を使う分母を減らして各自が使える富を増やしますか?
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